診療のご案内

お一人お一人のニーズに合わせたマンツーマンでの徒手的リハビリを提供

当院の医療療養型病床、介護医療院では、お一人お一人に必要なリハビリが提供できますよう理学療法士6名、作業療法士4名、言語聴覚士2名、計12名の体制をとっています。お一人お一人に必要なリハビリを、マンツーマンでの対応、徒手的治療介入にて提供いたします。

医療療養型病床におけるリハビリテーション

医療療養型病床は、『中長期的な医学的サポート』をする病棟として、医師、看護師、看護補助者、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士、生活相談員などの多職種がチームとなって関わり、必要な医療処置や看護、リハビリを提供する病棟です。急性期・回復期を経過してもなお、長期にわたりリハビリを必要とされる方や新たな生活再建に向けたリハビリを提供いたします。

介護医療院におけるリハビリテーション

介護医療院は、医師や看護師が常駐し、経管栄養・点滴・喀痰吸引等を中心とした「日常的な医学管理」をはじめ「ターミナルケアや看取り」、あわせて「長期的な生活の場」としての機能を兼ね備えた介護保険施設です。ご利用者様の残存能力やニーズに合わせ、ケアマネージャーが施設サービス計画書を作成し、その人らしくお過ごしいただけるよう、自立支援に向けたリハビリを提供いたします。

『生活期』としての視点も大切に。積極的な離床や精神面への働きかけを。

私達リハビリスタッフは、『お一人お一人に必要な療法』、『前を向いた積極的なリハビリ』に取り組んでいます。 と同時に『今後も残っていくかもしれない不自由さ』、『無理なく続けられる能力や動作方法』、『安全で無理のない食事方法や食事の形態』、『環境の整備や道具に工夫をすればできるようになること』、『ストレスのない環境』等をきちんと見極め、『暮らしやすさ』や『安楽な生活』を考えていく『生活期』としての視点も大切に進めていきます。 たとえ自力での寝返りが困難な状態、自発的な表現が乏しい状態であっても、車椅子での離床や精神面への働きかけ等、積極的に取り組んでいます。

呼吸療法認定士をはじめ、福祉住環境コーディネーターなどの認定取得者が対応

呼吸療法認定士、学習療法士一級取得者、徒手理学療法、片麻痺の評価や治療など各講習会を履修したスタッフが協同して取り組みます。今後も様々なニーズに対応できますよう内容の充実を心がけていきます。

※リハビリの実施や頻度、実施可能な療法等につきましては、病名や発症日等によりお一人お一人異なります。入院・入所相談の際にご確認ください。