院長 野本 健一
当院は、昭和56年7月につくし病院として開業以降、病棟の増築、病床の増床を経て、平成4年8月につくし会病院へと名称変更して現在に至っております。見晴らしの良い高台に位置し、近隣には県民の森、総合公園、商業施設、住宅地と自然および都市の環境に囲まれた絶好の立地条件を誇ります。内科リハビリテーションを標榜し、医療療養型(172床)、介護療養型(120床)合わせて292床の療養型病院として診療を行ってまいりました。
この度、令和6年3月1日より、介護療養病型(120床)を介護医療院(入所定員120名)として転換いたしました。
この介護医療院は、生活の場としての機能を有し、ターミナルケアからお看取りまで行える介護保険施設となります。
これまでの介護療養型病床としての経験を生かし、従前の医療病床とも密な連携をとりながら皆様方の健やかな老後のお手伝いができればと考えております。
発展を続けている福岡市に隣接し、ベットタウンとして人口の増加が続く大野城市は筑紫医療圏に属しており、福岡・糸島医療圏と合わせて今後も高齢者の医療介護需要の増加が見込まれております。
当院は、働く世代の親御さんを安心してお預かりできるような優しい病院を目指しております。
そのためには、明るく朗らかな日々を送って頂ける空間を創造することが一番であると考え、種々の感染症への対策、また医療度の高い患者さんの受け入れのための病診連携の強化を図ってまいります。
また、同法人の老健はなつくし、同グループの特養はなつくしとも連携しながら、切れ目のない全人的なサービスを提供できるよう、職員一同取り組んでまいります。